「 智充 」
突然だが
恐怖を覚えた
電車乗ろうとホームに向かっていたオレは、ホームに上がるための階段に差し掛かった
そこでオレは瞬時に感じ取った
『この駅、なにかいる!』
そう悟ったオレは即座に周囲を見渡した
すると
ハッ(○Д○;)!!
アフロディーテの40代後半から50代前半のオッサン(ここではアフロディーテ09と命名しておく)が階段上の壁から上がってくる人達を物色するかの如く一人一人見渡していた
オレは思った
『こいつ...できる!』
そして奴の眼はついにオレを見つめた!
ミツケタヨ
!(;○;□;○;)!
オレはそいつを横目に乗車の列に紛れ込んだ
なんなんだよあいつ...
息を抜いたのもつかの間、気付いたら奴はオレの右斜め後ろにピッタリとマークをしていた!
オレは不意に思った
終わったと。
いや、こいつは単なる偶然。
たまたま乗るところと列が被っただけだと
オレは極力そう思うようにした
━電車に乗るまでは━
オレはアフロディーテ09を振り切って電車に乗った
くそ!満席か!
これがすべての始まりだった
仕方なくドア隅に寄りかかって外を眺めて気持ちを落ち着かせる事に専念した
やたら何かを感じるな...
え!何でお前ここにおるん!?
アフロディーテ09がオレの横にピッタリくっついていた
奴の胸部がオレの右側面に、奴の局部、脚部がオレの足に引っ付いた!
コイツ...!!
で き る !!
ダメだ身動きできない!
オレがいた場所、最も痴漢のターゲットにされる場所だった
そしてアフロディーテ09は
興奮した眼と言うよりは、殺意に満ちた眼でオレの目をしっかりと見つめていた
そして
AM09:37
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